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12月17日

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多くの花が休眠状態になる年末のこの季節は、いつもなら干支の動物を取材に行くのですが、来年は架空の生物(?)の「辰年」なので

取材ができません。しかし、主に花をテーマに絵を描いているとはいえ、時々はまったく異なるテーマを観察して、

「モノ(対象)を観る面白さ」という、“感性の新鮮さ”を保つことも大切だなぁと、よく思います。

どんなに素晴らしい(美しい)モチーフが目の前にあったとしても、いつも同じものを描いていると、何らかのパターン化が生じてきて、

絵(表現)から生き生きとした力(いわゆる生命感)が抜けていくのを感じます。

 

とまぁ、理由をこじつけて、このところ動物園散策三昧の私なのですが、その動物園で「辰」についての興味深い推測の展示がありました。

「龍は何種類もの生物の特徴でできている」というもので、なんでも

頭の骨格はラクダ、目はウサギ、耳は牛、角はシカ、体はヘビで、鱗はコイ、4本指の手はタカ、など。他にもあったかもしれませんが

忘れてしまいました。目はウサギ、以外はなるほど、などと思いましたが、果たして真実はどんなものだったのでしょうか・・・。

 

(ハートマンヤマシマウマ)